小学生や中学生の子を持つ親が検討する学習塾。
校外学習にかける費用は年々増加傾向であることも文科省の調査結果から出ており、特に小学校高学年以降の勉強が難しくなるタイミングで塾を検討されている方も多いです。
塾は基本的に平日、学校が終わった後に開講されることが多いですが、平日の塾だと以下のような懸念もあります。
できる事なら土日の塾を検討したい、という方は多いのでは無いでしょうか。
本記事では、土日に通える塾の形態と、平日忙しい人が選ぶべき塾について記載しています。
土日に通える塾について
まず学習塾の実態として、土日開講している塾は少ないのが現状です。
受験直前などの追い込み時期の特別講習などは、土日祝にも開講している場合がありますが、常時土日、というパターンはあまり無いです。
ただ、「土曜日のみ」という形であれば、個別塾等で開講されている場合もありますので、近くの塾に問い合わせてみると良いでしょう。
それでも無い、という場合は以下を検討してみてください。
家庭教師を選ぶ
家庭教師で、かつ講師が「現役大学生」であれば、むしろ平日よりも土日の方が対応できるパターンも多いです。
平日は大学の授業等で忙しい学生も、日曜は時間が空いており、逆に予定を入れたいという人も多いです。
ただ、「家庭教師は集団塾より高い」というイメージ、ありますよね。
実は、今はオンライン対応が一般的で、普通の集団塾よりも安価に、かつ難関大学生の指導が受けられるものもあります。
オンライン家庭教師で有名なのはマナリンク。塾だと先生が選べないですが、マナリンクは自己紹介動画で好きな先生を選べるのがメリットです。
さらに無料体験も即日受けられるので、とりあえず受けてみてからどうするかを検討できるのが強みですね。
<参考:マナリンク公式サイト>
個別指導塾でも対応してもらえる所はある
集団塾としてはなかなか少ないですが、個別指導塾であれば土日のみでも対応してくれる所もあります。
近所に個別指導塾があれば、問い合わせてみると良いでしょう。
また、個別指導もオンライン化の波がきていますので、よりスケジュールは柔軟に対応してもらえるケースは増えています。
土日の塾を選択する際の注意点について
土日に通える塾はメリットだけでなく、デメリットも存在します。
旅行などの予定を入れづらくなる
子供がいる家庭であれば、旅行などの予定を土日に入れたいところですが、塾があることで旅行の予定が入れづらくなるというデメリットがあります。
その日だけ休めるように調整ができれば良いですが、集団塾のように一度休むとその際の授業が受けられなくなるタイプのものであれば、休みづらいですよね。
金額が他より高くなる可能性がある
土日祝に実施している学習塾は珍しいため、それだけで他との差別化が図られています。
そのため、価格競争を他社と行う必要がなく、必然的に金額が高止まりする可能性があります。
価格については、他の候補の塾と十分に比較したうえで、入塾を検討しましょう。
まとめ
土日の塾は、記載したようなデメリットもありニーズが比較的少ないため、集団塾のような形式ではなかなか運営されてないですが、個別指導タイプのもの(個別指導塾、家庭教師)であれば、探せば結構あります。
オンラインでの指導、という条件を付与することで、安価にクオリティの高い指導を受けられる場合があるため、まだ未検討の方は検討してみてください。