個別指導だけで中学受験は合格できる？合格のために必要な塾の選定基準について

年々人気が高まっている中学受験。

特に近年は私立各校において特徴的な教育方針を打ち出す学校も多く、より良い教育を受けさせたいという親の気持ちから子供に中学受験をさせたいという親が増えてきています。

中学受験は小学校の授業内容を超えた応用力が必要となり、かつ中学ごとに特徴的な試験が実施されるため、地元の「志望校特化型」の集団塾に通うのが一般的です。

ただ、より多様化する試験内容と、試験の難化により「塾に通っているのに成績が伸びない」と悩んでいる人は多いです。

かと言って、塾でわからない事について個別指導でのフォローを受けようと思うとコストが莫大にかかってしまいますよね。

実は近年においては、個別指導だけで中学受験を目指せる時代になってきています。

本記事では、個別指導だけで中学受験に合格できる理由と、中学受験に特化した個別指導塾について記載しています。

個別指導塾だけで中学受験に合格できる理由

以下、個別指導塾だけで中学受験に合格できる理由を記載します。

中学受験においては各校の試験項目や過去の主題傾向に沿った形での対策が必要となりますが、今は中学受験に向けた対策を各校向けに備えた個別指導塾が多く存在します。

志望校に対する個別指導塾が地元には無い、という場合でも、大手の個別指導サービスならオンラインで対応可能な場合もあります。

集団塾においては、基本的に個人の理解度は度外視のうえ、志望校ごとに決められたカリキュラムがあり、それに基づいて授業が進められていきます。

そのため、生徒が理解できていない場合には置いて行かれてしまうことが多いのも特徴です。

また小学生でよくあるのが「授業を聞いてわかったつもりになっているが実際の問題が解けない」という点。

個別指導であれば、個人の理解度の進捗に応じて目標に向かって着実に進められるので、理想と現実のギャップが起きるケースが非常に少なくなります。

集団塾においては、カリキュラムの良し悪しもありますが、教える講師の技量も大きなファクターとなります。

「◯名合格！」と掲げていたとしても、それは生徒個人の能力による部分も大きく、単純に塾の競合が少なかったという場合も少なくありません。

同じ授業を受けて、他の人が受かったからと言ってご自身の子供が必ず受かるとは限りません。

かといって、地元にいる講師は限られているため、地元の集団塾で好きな講師を選ぶのは難しいもの。

今はほとんどの個別指導塾がオンライン指導を取り入れており、全国にいるプロ講師の指導を簡単に受けられるため、高い難易度の問題にも対応できるケースが多いです。

中学受験に合格するための個別指導塾の選定基準は以下のとおり。

個別指導の強みは「生徒の理解度に応じたカリキュラム」および「質の高い講師による指導」のため、これらが享受できるサービスを選択する必要があります。

大手の個別指導塾であれば、全国の私立中学に対応したカリキュラムを組んでいる所も多く、またオンライン対応で難関大学卒のプロ講師を選ぶことも可能。

実際に通うタイプの個別指導塾が近くにあれば最良ですが、遠くにしかない場合、小学生がバスや電車を乗り継いで通うのも心配になりますし、親が送り迎えするのも負担になり、コストや時間がかかってしまいますので、可能な限りオンライン対応の個別指導塾を選択すると良いでしょう。