PR

長時間勉強は意味ない!短時間で効率よく勉強することで成績を上げる方法について

学習方法

成績を上げるためには、当然ながら勉強が必要

おうち教材の森で調査した中学生の1日の学習時間のアンケート結果から、中学生でも平日自宅で3時間以上勉強しているという人が約30%いる事がわかっています。

上記から「やっぱり長時間勉強しないと他の人に勝てないのか」と考える人がいるかも知れませんが、勉強時間が長ければ良いというわけではありません。

逆に、間違ったやり方で勉強をすることで効率が悪くなってしまうケースも。

本記事では、長時間勉強することのデメリットと、逆に短時間勉強で効率よく成績を上げる方法について、京大に現役合格した筆者が実際の体験談から解説します。

長時間勉強について

そもそも長時間勉強というのはどれくらいの勉強を言うのかという点について、明確な定義はないものの、インターネット上ではよく「10時間勉強」というワードが散見されます。

YouTube等でも、勉強系YouTuberが長時間の勉強配信等をしていることで、「これくらい勉強できないとダメなのか」という風潮があるのも事実。

そのため本記事ではこの長時間勉強を「1日10時間、ほぼ休憩を取らず勉強する事」と定義しています。

長時間勉強のデメリット

長時間勉強をする事で成績が上がるという事実も否定できませんが、色々とデメリットが多いのも事実です。

集中力が続かない

一般的に、人の集中力が続くのは25分と言われており、それ以降は集中力が低下し効率が落ちると言われています。

25分を超えて勉強し続けても勉強が身につかないというわけではありませんが、あくまで非効率的であるという事。

当然、10時間も勉強していては集中力も低下し、後半は「ただ勉強しているだけで身につかない状態」になってしまう可能性が高くなります。

記憶が整理されない

特に一夜漬けなどの長時間勉強にて起きやすい現象です。

人は、睡眠を取ることで記憶が整理される事が知られており、その際に必要な睡眠時間は6時間以上と言われています。

例えば一夜漬けをすることで次の日のテストだけは良い結果が出るかも知れませんが、記憶が定着していない状態なので、すぐに忘れてしまいます。

これでは全く勉強をする意味がないですよね。

モチベーションが続かない

長時間の勉強をする!と意気込んで実施したとしても、継続することが難しいです。

人は、目標が高すぎるとそのギャップでやる気を失ってしまうケースが非常に多い。

既に勉強をする事に抵抗がない人は良いですが、そうでない人はまずは短時間での勉強から始めてみましょう。

短時間勉強のメリット

前項で長時間勉強についてのデメリットを記載しましたが、本項では短時間勉強のメリットについて記載します。

集中力が上がり勉強が継続できる

先述した通り、人が最大限のパフォーマンスで集中できる時間は25分。

その間は勉強の効率も非常に高くなります。

近年、集中力を高め、最大のパフォーマンスを出す方法として、「25分勉強+5分休憩」の周期を繰り返すポモドーロ・テクニックが注目されています。

最大限のパフォーマンスを何度も繰り返すことで、学習効率がよい勉強ができます。

学んだ事が定着する

長時間勉強よりも、短時間勉強+睡眠の方が、「勉強したことが身につきやすい」です。

寝ることでその日に学んだこと、経験した事が脳の中で正しく整理され、他の知識との関連性もつきやすいという特徴があります。

そのため、「勉強した日はイマイチわからなかったけれど、次の日改めて勉強したらわかるようになった」という事も起き得ます。

他の事に時間を使えて有意義な生活が送れる

短時間勉強し、別の事に時間を使うことも、人生を有意義に過ごすためには大事です。

また、勉強以外のことを実施することで気分転換になり、リフレッシュされてまたやる気のある状態で勉強に取り組むことができます。

短時間勉強で成績を上げるためには学習管理が必要

短時間勉強とはいえ、1日1時間だけといった「絶対量が少ない勉強」だと効果は少ないです。

短時間でも何度かルーティンを回し、勉強の合計時間を増やす事が必要なので、そのためにも学習計画を立てて進捗管理を実施するのが非常に大事です。

自分で管理できるという事であれば良いですが、サボってしまい難しい、という場合は学習計画を立ててくれる塾に入るのがベスト。

  • 長時間勉強で疲弊している
  • 短時間勉強ではどういう計画を立てて実行したら良いかわからない、焦る

という方は一度チェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました