勉強、辛いですよね。
小学校、中学校、高校とそれぞれ勉強が難しくなるタイミングがありますし、特に苦手な教科の勉強なんか「将来何の役に立つんだ！」と思いながら取り組んでいることかと思います。
私も勉強がわからない時期があり、ストレスで泣いてしまう事もありました。
ですが、ある時から「勉強の攻略」に気付き、勉強がわからずイライラすることも減りました。
本記事では、勉強でストレスが溜まる原因から、イライラしないためにどのような対策を取れば良いかについて記載していきます。
勉強のストレスが溜まる原因
勉強のストレスが溜まる原因は人それぞれですが、大きくは
- 成績に関する悩み
- 時間的な拘束に関する悩み
といった観点に集約されます。
強制的に勉強をさせられる
勉強は自発的に実施しないとストレスの原因になります。
親からよく言われる言葉No.1である「勉強しなさい」。
これを言われて勉強しないといけない、となる子供は1人もいません。
厳しい親だと、監視されながら勉強させられる所もありますが、これでは気になって成績が伸びる所の話ではなく、さらに悪循環に陥ってしまいますし、子供のストレスの原因にも繋がります。
内容が理解できないのに塾に通っている
学習塾は、学校の授業では足りない部分を補ったり、応用力を高めたり、成績を上げるために通うのが一般的。
ただ、中には学校の授業がそもそも理解できていないのに学習塾に通う人もいます。
これははっきり言って月謝の無駄です。
学校の授業が理解できていない状態の学生は、集団塾ではなく家庭教師や個別指導から始めないと成績が上がることはないです。
わからない問題を一人で悩みすぎてしまう
自宅で1人で勉強していると、わからない問題で詰まってしまいがち。
1日に勉強できる時間は有限です。
わからない1問で詰まってしまうと、進捗としてはほぼ勉強していない状態と同じになってしまうため、「真面目に勉強しているのに成績が全然上がらない状態」に陥り、ストレスの原因につながります。
勉強でイライラしないための対処法
先述したようなストレスの溜まる原因を解消するための、勉強方法に関する対処策について記載します。
目標を高く設定しすぎない
「テストで学年1位を取る」「模試で1位を取る」といったように、最初に目標を高く設定しすぎると、時間をかけてもなかなか到達できない領域のため挫折しやすいです。
結果、勉強してもイライラしたり、悲しい気持ちになってしまうことに繋がります。
目標は「今の自分の状況より一歩前に進んだ状態」にする事がベストです。
例えば、苦手な科目の問題を1問でも多く正答する、という事でも良いですし、前のテストの点より1点でも多く取る、でも良いです。
目標が近くにあることで、勉強のモチベーションもアップします。
勉強時間は短めに
人は集中できる時間が25分程度と言われています。
目標の話とも関連しますが、勉強していなかった人がいきなり「1日3時間勉強する」というのは絶対に続きません。
勉強する時間を5分からでも良いですし、とりあえず椅子に座り、問題を1問だけ解いてみる、という自分のルールを設定し、毎日守るようにすると、次第に長く勉強時間が取れるようになります。
勉強に対するやる気が出てくると、自然と成績もアップします。
「わからない」を1つ無くす
勉強していて辛い状況は、自分の「わからない」が起因している事がほとんど。
「どうして理解できないの、他の人は理解しているのに」という劣等感からくる事も多いです。
わからない内容が多すぎると、何から手をつけていいかどんどんわからなくなってしまい、辛さが増してきます。
こういう場合、まず何でも良いので「わからない」を1つ無くすことに集中しましょう。
「わからない」から「わかる」になると、辛い状況から一歩抜け出すきっかけになれます。
私は数学や化学に苦手意識を持っていましたが、理解できないものが1つ無くなった時に急に「数学とか化学は基礎を使って解くパズルだな」と思えるようになり、それからわからない問題がどんどん解けるようになりました。
何かをきっかけにして、自分なりの解決策が見つかる事もあります。
1人で勉強しない
一人で勉強し続けると、わからない問題が出てきた時に深みにハマりがち。
答えを見てもわからない問題は誰かに聞いたほうが早いです。
学校の先生や、塾に通っているなら塾の先生に聞いてみましょう。
まとめ
勉強がわからないと周りのプレッシャーや時間のプレッシャー等で押しつぶされそうになりますよね。
勉強は「一歩一歩着実に」がセオリーです。いきなり大ジャンプで飛び越えられる事はありません。
皆さんの勉強に関する悩みが少しでも晴れれば幸いです。
