多くの学生が利用する学習塾。
特に集団塾では1人の先生に対して多くの生徒を受け持つ必要がある関係上、学生によっては対応が手薄に感じてしまい、「見捨てられた」と感じるケースも多いです。
せっかくお金を払って学習塾に通っているのに、ただ通ってるだけになるのは時間もお金ももったいないですよね。
本記事では、先生が生徒を見捨てるケースから見捨てる学習塾の特徴、またそのような塾に入ってしまった場合の対処策について記載していますので、塾選びの参考にしてみてください。
塾で見捨てられる事はある?
塾で見捨てられたかどうかについては、生徒や保護者側の主観による部分が大きいですが、実際に起こり得る事象です。
生徒サイドから見ると、先生に見捨てられた、見放されたと思うかもしれませんが、先生サイドからすると「単純に時間内に見切れない」という事がほとんど。
基本的に、生徒が「見捨てられた」と感じるのは以下のケースに該当する事が多いです。
- 生徒の成績が塾内の平均よりも下
- 成績上位者への対応が受けられない
大きな塾の中で成績が下位にあると、上位のクラスに比べて対応が悪いと感じる事もあると思います。
同じ時間で、同じ内容を説明しても理解度が異なるため、時間の関係上難しい部分はありますが、基本的には、学習塾であれば入塾を許可した生徒のレベルに応じた適切な学習機会を与えるべきなので、もし本当に対応が悪くなっている場合は学習塾の運営方法に難ありと言えます。
先生が生徒を見捨てる塾の特徴
生徒が先生を見捨てるような塾というのは、塾の運営に難有りのケースが多く、入る前にある程度判断できる場合もあります。
先生の数に対して生徒数が多い
儲けを重視する学習塾においては、コストを下げるために講師に対する生徒数を多めにしているところもあります。
このような学習塾は、生徒一人一人に向き合う事が難しくなるため、避けた方が無難です。
講師の数や生徒数について公開されている場合もありますが、学習塾に入る前に問い合わせをして比較検討しましょう。
アルバイト講師が多い
アルバイト講師、特に若い学生の講師が多い学習塾は、講師の質に差がある事が多いです。
親御さんの感覚からすると、入塾の際にはクオリティの高い先生に見てもらえていたのが、時間が経つにつれて若いアルバイト講師にしかみてもらえなくなる事で「見捨てられた」と感じる事があります。
特定の学校への進学を目標としている
塾によっては、進学数を目標値として定めている場合もあります。
「2022年度 東大合格数10人!」といった、広告として用いられるコピーで良く見かけることは多いはず。
これを達成する事を目標においている塾については、やはり成績の悪い学生に対する対応は後手に回ってしまう場合もあります。
塾の先生に見放されたと感じた場合の解決策
塾の先生に見放された、と感じた場合、その塾に申し立てても根本解決に至る事は難しく、基本的には塾を変更する必要があります。
例えば、特定の進学校を目指す塾に入っているにも関わらず、生徒の成績がそのレベルに辿り着けないような場合は、塾を変更した方が良いでしょう。
特に成績が低い生徒の場合は、塾よりも家庭教師がおすすめです。個人契約でかつオンラインであれば塾よりも安価に授業を受けられる場合もあります。
個人契約の家庭教師については以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
塾に見捨てられる場合と、その対処策について記載しました。
塾に通うのはお金も労力もかかるものです。
生徒の現状の実力について把握し、目標に向けたロードマップを作成することで、最適な学習塾を選択してみてください。