オンライン家庭教師で指導を受ける際に、手元(ノート等)をどうやって映すのかは悩みの一つ。
- そもそも手元を映す必要がある?
- 顔も手元も、どうやって映せばいい?
上記の疑問を持たれている方は多いと思います。
本記事では、オンライン家庭教師における手元カメラの必要性、および実現方法について記載しています。
オンライン家庭教師で手元カメラは必要?
オンライン家庭教師において手元カメラは必須です。これは指導者側も学生側も同じく必須。
これまでの通常の家庭教師においては、指導者は学生の問題の解き方を見て指導内容を決定し、逆に指導者の問題の解き方を見て学生は学んできました。
解く過程を見る、というのは非常に重要な行為です。
オンライン家庭教師になり、この部分が省略されると、学ぶ効率も悪くなります。
指導者の手元を共有するメリット
指導者の手元を共有するメリットは以下の通りです。
- 問題を解く「過程」が学生に伝わる
- 目で見る情報と耳で聴く情報が一致し、理解が早くなる
数学等の理系科目においては、問題を解く際の手順が非常に重要な要素です。
図形の問題などは補助線を入れる順番、数式は計算する順番、等の手順を理解することが学びにつながります。
また、指導者は教えながら書く必要があるため、あとで書いた内容だけを共有されても、どこがポイントかの理解がしづらくなってしまいます。
言葉で教えることと、書きながら教える事は同時に実施することが必須のため、指導者の手元共有も必須となります。
学生の手元を共有するメリット
学生の手元を共有するメリットは以下です。
- 理解できない部分が指導者に伝わる
- 指導者が教えるポイントが明確になり、時間短縮になる
問題を解き進めているのを見ていると、理解できない部分については、筆が進まない事があったり、ごまかしてしまうことがあります。
問題を理解している指導者にとっては、そのような部分を見ることで「どこが理解できないか」を知ることができます。
またそれにより、指導者と学生の理解しているポイントに対するすれ違いが解消され、ポイントを絞った指導ができることで、指導の時間短縮につながります。
家庭教師を受けることも無料ではないので、少しでも時間が短縮されるのはコスト的な観点でもありがたいですよね。
手元カメラはスマホ+100均アイテムで十分
手元カメラを導入するのに、効果な機材で逆にコストがかかるんじゃないか、と思われるかもしれませんが、実は100均のアイテムを使えば十分導入可能です。
- ダイソーの「フレキシブル三脚」
- セリアの「フレキシブルスマホクリップ」
- キャンドゥの「フレキシブルスマホクリップ」
100均のスマホスタンドコーナーには「クリップタイプ」のスマホ固定のアイテムがあります。
通常のスマホスタンドは、スマホを立てかけて画面を見るためのものですが、クリップタイプのものであればPCや机などに固定し、手元を映すことが可能です。
オンライン家庭教師の顔を映す端末はPCかタブレットが多いと思いますので、スマホ+上記の固定アイテムを手元カメラ用に使うと良いでしょう。
オンライン家庭教師で顔と手元を同時に映す方法
顔と手元を映すための環境が整った後は、実際にオンライン家庭教師で画面を同時に映しましょう。
スマホ+PCでzoom等会議システムに同時に参加
オンライン家庭教師の画面共有システムはさまざまですが、zoom等の会議システムを利用している所も多く、基本的には顔用と手元用で2つの端末から同時に会議システムに参加すればOK。
家のインターネット環境が同一であっても、端末が違えば同じ会議に参加できます。
インターネットの帯域に注意
2画面を同時に共有するので、インターネットの帯域を2倍使う形となります。
もともと帯域が狭い回線契約をしている人は映像の遅延や乱れが発生する可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
オンライン家庭教師の指導において、手元カメラの導入を安価に行う方法について記載しました。
導入した場合としない場合で学習効率は大きく変わります。コストパフォーマンスも上がりますので、ぜひ導入を検討してみてください。